コールオブデューティモダン・ウォー

3月30日に東京・表参道のスパイラルホールにて、ゲーム大会イベント"CALL OF DUTY 東京6大学対抗戦"が開催された. このイベントは、世界的な人気を誇るFPSのシリーズ最新作『コールオブデューティモダン・ウォーフェア3』を使って、トーナメント形式でのマルチプレイ対戦するというもの. 優勝チームには賞金60万円、準優勝チームには賞金30万円、3位の2チームにはそれぞれ賞金5万円が与えられ、総額100万円の賞金をかけて戦うとなっていた. 気になる対戦結果と、その模様をお届けする. スペシャルゲストとして登場したのは、『コールオブデューティモダン・ウォーフェア3 (吹き替え版)』にてソープ・マクダビッシュを演じた岡林史泰さんとアリョーナ・ワルシャフスキーを演じた植田佳奈さん. この2人に、スクウェア・エニックスの宣伝プロデューサーの井上和則さんを加えた3人の司会でイベントは進行した. 岡林史泰さん(左)、植田佳奈さん(中央)、井上和則さん(右). 岡林さんはソープ・マクダビッシュ風のメイク、井上さんはジョン・プライス風の服装で登場. 大会の予選はすでに終了しており、このイベントは決勝トーナメントとなる. トーナメントエントリーされたのは、慶応義塾大学、東京大学、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学の各学内予選を勝ち抜いた大学生・大学院生の6チーム. さらに、メンズファッション誌『smart』から生まれた"チームsmart"と、本イベントの生中継も行ったニコニコ動画のユーザーの中から選ばれた"一般選抜チーム"を加えた、各チーム6人の計8チームとなる. 1回戦のゲームルールは、1ラウンド10分、ゲームモードはTEAM DEATHMATCH 、マップはHARDHAT、スコアリミットは7500pts. 1回戦第1試合: 立教大学代表チーム立教 vs. 慶應義塾大学代表学問のススヌ 1人欠場というトラブルに見舞われたチーム立教. そこで急きょ6人目のメンバーとして岡林さんが参戦することになり、これで頭数上での不利はまぬがれた. しかしながら、練習を重ねてきたメンバーによるチームワークを存分に発揮することはできず、序盤から苦しい展開に追い込まれてしまう. マップ中央の土管付近で互いのチームがはち合わせになり、単純な火力勝負に持ち込めそうな場面もあったが、全体的な流れは変わることなく、学問のススヌが勝利を収めた. 1回戦第2試合: ニコニコ動画代表一般選抜チーム vs. smart代表チームsmart "ニコニコ動画コールオブデューティチャンネル"により選ばれた一般抜粋チームと、このトーナメントに参加すべく、『smart』のモデル、スタイリスト、編集などで結成したチームsmartの対戦. 『コールオブデューティモダン・ウォーフェア3』のマルチプレイ対戦のプレイ動画が選考基準となった一般抜粋チームに対して、リーダー以外のメンバーは、このトーナメントをきっかけに本作を始めたというチームsmart. やはり、その実力差は大きく、一般抜粋チームの圧勝という結果となった. 1回戦第3試合: 東京大学代表 Sky!=any1's vs. 法政大学代表コマンドー各人の役割分担と、互いの状況報告を重視するというSky!=any1'sと、チームとして動くことを考えて相手を意識しすぎないようにするというコマンドー. 個人技よりもチームワークに重きを置いたチーム同士の対戦となった. 開幕早々ジャベリンを打ち込み、大いに会場を盛り上げたSky!=any1's. しかしその後は、両チームともに慎重な立ち回りで、しばらく拮抗した状態が続く. 戦況が動いたのは、戦闘開始から約3分後. Sky!=any1'sが500ptsリードした状態に. そこからSky!=any1'sがたたみかけるようにリーパーを使用し、リードを1000ptsにまで広げることに成功. これに対し、コマンドーはオスプレイの要請で挽回を試みるが、結局1000ptsのリードを最後まで埋めることができず、Sky!=any1'sが勝利を収めた. 1回戦第4試合: 明治大学代表めいじーSEALs vs. 早稲田大学代表チーム早稲田このトーナメントに向けて、個人技を高める練習を積んできたというめいじーSEALsと、個人戦による予選でメンバー選抜を行ったチーム早稲田. Cブロックとは逆に、個人技に腕の覚えがあるチーム同士の対戦となった. 両チームとも攻めのスタイルで、観戦カメラから見ていた限りでは、ほぼ五分の試合展開に思えたが、チーム早稲田がジリジリとリードを広げていく. もうあとがないという状況になって、めいじーSEALsが強い粘りを見せたものの、最後にはチーム早稲田が力で押し切り勝利した. 高学歴はゲームの成績も優秀なのか? 準決勝戦へ→(2ページ目).